マウスピース矯正治療
「見えない」、「痛くない」、「取り外せる」、「健康な(歯列の途中の)永久歯を抜かない」、「幅広い症例に応用でき、マウスピースのみで治せる」ストレスフリーの最新歯列矯正
スマイルアライナー・マウスピースの装着前と装着後の状態
装着前 装着後
マウスピース矯正「スマイルアライナー」について
2013(平成25)年4月より、私独自の理論と技術による、マウスピースを用いた新しい歯列矯正治療「スマイルアライナー」を開始いたしました。歯科医師の私自らが一人一人の患者さんの状態を診て、知り尽くした上で、治療計画を立案し、歯科医院でマウスピースを製作し提供することを特徴としております。このため、より高精度に、より効果的に歯牙を移動できるシステムとなっております。
すでに新しい装置を装着された患者さん達からは、以前よりも透明感があり、目立たず、フィット感も良くなり、なおかつより歯が動いていることを実感できるとの喜びの声をいただいております。
効率よりも装置、治療の精度を追求し、より患者さん思いのマウスピースを丹精込めて製作、提供してゆく所存です。スマイルアライナーは、皆さんがより素敵な笑顔になれることを願って命名いたしました。
なお、スマイルアライナーは、当院を受診される患者さんと、私の出張診療で受診される患者さんに対してのみ、自院にて製作、提供を行っておりますので、ご安心下さい。
詳しくお知りになりたい方、ご興味をもたれた方は、こちらからお問い合わせ下さい。
また私の出張診療先での受診を希望されます場合にも、事前にお電話もしくはこちらから、お気軽にお問い合わせ下さい。詳細をお知らせいたします。なお出張診療先では、モニター価格での治療は行っておりませんので、予めご了承ください。
スマイルアライナーシリーズの特徴は下記の通りです。
1.ただ単に歯を動かせば良いというのではなく、生物学的、医学的な観点から考案された、無理のない歯の動かし方を行うため、ほとんどの症例(あごの骨の外科手術が必要なケースを除く)に適応が可能で
2.咬み合わせや咬み合わせたときのあごの位置の調整が可能な
3.より精密な、自由自在な、三次元的な歯の移動が可能で、審美性が高い
4.他の装置と併用することなく、マウスピース単独で治すことができる
5.歯列矯正以外の治療、たとえば歯周病治療や欠損補綴にも応用可能で、ケースによっては入れ歯やブリッジ、さらにはリスクの大きいインプラントも避けることが可能になる
という非常に画期的な治療法です。特に最初に挙げた
生物学的、医学的な観点から考案された独自の移動方法とその
ポリシーは、従来のブラケット、ワイヤーによる矯正とも、またこ
れまでの他社製のマウスピース矯正とも根本的に異なるもので
す。
患者さんにはご自分で、最初のマウスピースから最後のマウスピースまで順番どおりに、できるだけ長時間(装置によって一日に必要な装着時間が異なります。装着時間が短かったり、装着したりしなかったりがあると治療期間が遅延しますのでご注意下さい。)装着していただいて、原則2もしくは3週間ごとに次のマウスピースにご自分で交換(マウスピースの交換のたびに通院していただくのではありません!お間違いのないようにお願いします。)していただくことで、治療が進んでゆきます。最初から最後までずっと同じマウスピースを付けているのではないことにご注意下さい。
この間、(治療が始まってからは)概ね3~4ヶ月に一度通院していただいて、チェックおよび調整、型取りを行いながら、より安全性が高く、より効果的な治療が行われます。また遠方の方や、お忙しい等で毎回の通院が難しいような場合には、治療が始まってからのマウスピースにつきましては発送も可能です。この場合の通院間隔は約半年~約9ヶ月に1回となります。スピードタイプについては上記よりもやや通院間隔が短くなる場合があります。
なお「スマイルアライナー」は、下記の3種類の装置を用意しております。マウスピース矯正は、装着時間を確保していただいて初めて治療が成り立ちますから、食事と歯磨きの時を除いて全ての時間装着していただくのが理想的です。
① スマイルアライナー・スタンダード
成人もしくは永久歯列用。2週間もしくは3週間交換(※)で、一日に必要な装着時間は15時間以上(20時間以上を推奨)。
② スマイルアライナー・ スピード
成人もしくは永久歯列用。2週間もしくは3週間交換(※)で、スタンダードタイプよりもマウスピース1組あたりの移動量が大きくなります。一日に必要な装着時間は20時間以上。
③ スマイルアライナー・フォーキッズ
小児用。2週間もしくは3週間交換(※)で、一日に必要な装着時間は、平日は就寝中のみ、休日は15時間以上。 できるだけ長時間必要になる場合もあります。
(※) 交換期間は治療期間中のすべてのマウスピースが同じということを意味しません。治療の途中で型取りを行って次のマウスピースができあがるまでの期間や、歯の移動状況、あるいは患者さんの来院のご都合などによって、一部に長めの交換期間を設定させていただく場合があります。
最後に注意点(重要!!)
スマイルアライナー・マウスピース歯列矯正治療は、他のマウスピース歯列矯正治療と同様、マウスピースを装着している間だけ、歯を動かす力(矯正力)が働きます。装着しませんと歯は動いてゆきません。また一日の装着時間が短いと、所定の装着日数が経過して次の番号のマウスピースに交換してもマウスピースが入らない、あるいはきつい等の不具合が生じる原因となります。その場合番号をまた戻って、もう一度同じ番号のマウスピースを所定の期間装着していただくことになります。従って治療期間が遅延します。マウスピース矯正は装置が見えない、痛くない、あるいは治療中も快適に過ごせるなど、患者さんにとって大変メリットの多い、優れた治療法ですが、欠点(もしくは注意点)は、
①装着時間が最も重要
②患者さんの個々の装着時間、および装着状況を私たち医療者側が直接確認することがほぼ不可能
ということに尽きると考えます。要は患者さんご自身による自己管理が大変重要になってきますし、自己管理を適切に行っていただくことが治療を進めてゆく上での大前提となります。この2点さえ踏まえていただければ、このスマイルアライナーシリーズは、患者さん思いの、大変画期的な、素晴らしい歯列矯正治療といえるでしょう。その他、矯正治療によって生じてくる可能性のあるリスクや副作用(副効果、もしくは副反応)について、下記PDFファイルに記載しておりますので、併せてご一読下さい。
risksideeffect.pdf
当院での矯正歯科治療の流れ
当院での矯正歯科治療は、概ね下記のように進めてまいります。
治療の開始をお急ぎの場合には事前にご相談ください。
1. 矯正初回相談・カウンセリング~矯正検査・診断および精密印象採得(型取り)
① 問診、視診等による検査(矯正検査)、写真撮影(お顔、口元、歯列の写真)、レントゲン撮影、歯ぐきの状態を調べる検査(必要に応じ)
② 診察、矯正診断
③ 検査結果、治療方法、大まかな治療期間、および治療費とお支払い方法について説明
④ この後治療開始にご同意いただけましたら、同日に上下の歯列の型取り(精密印象採得)を行います(※)。
⑤ 治療費のお支払いの期日等について
お支払い方法にかかわらず、ご入金の確認が取れて以降に装置(マウスピース)を製作し、お渡しします。治療を開始される場合には、同日請求書を発行いたします。
・現金によるお支払いで、受付にご持参いただく場合には、翌週金曜日もしくは土曜日までに受付にてお支払いください。
・お振込にてのお支払いの場合には、指定する期日(おおむね翌週火曜日もしくは水曜日午前中ですが、その日が祝日、年末年始等で金融機関休業日の場合には、その前の営業日)までにご入金の確認が取れるように、お振込をお済ませください。
・クレジットカード決済によるお支払いの場合には、同日(初回相談日)もしくは翌週金曜日までのご決済処理をお願いしております。同日にご決済が完了しましたら、領収証を発行いたします。クレジットカード会社から当院への入金が完了して以降に装置を製作し、お渡ししますので、装置お渡しの日は、型取りから最大で約1ヶ月程度後になる場合があります。
・セディナデンタルクレジットによるお支払いの場合には、同日(初回相談日)にお申込書をお渡しします。手続きが煩雑なため承認までに日数を要する場合があります(従ってその分治療開始が遅れることになります)ので、できるだけ速やかに(おおむね5日~1週間以内)必要事項をもれなくご記入の上で、ご提出ください(郵送も可)。連帯保証人が必要です。また審査が厳しくなってきており、年収が少ないと審査が通らない可能性があります。あくまでも大まかな目安ですが、契約者ご本人様と連帯保証人様の分を合わせた年収の合計額が500万円以上必要となります。
・アプラスデンタルローンによるお支払いの場合には、同日に同社専用ホームページ上にて手続きを進めさせていただきます。必要事項のご入力をお願いいたします。ご利用できる方は、20歳以上65歳以下(完済時70歳)の有職者で安定した収入のある方となっております。連帯保証人が原則不要ですが、所定の金利(年5.9%)がかかります。
⑥ 同日の所要時間は1時間~1時間半程度です。
(※)もしご検討されてから等の理由で同日に型取りをされない場合には、上記③にて当日はいったん終了となります。治療開始のご連絡をいただいてから、次回以降に型取りを行います。追加で相談およびカウンセリングを希望される場合につきましては、1回のみ無料ですが、2回目以降は再度相談料(3000円+消費税)を申し受けます。モニター価格による治療をご希望の場合につきましては、お早目の(来院日の翌週火曜日まで)ご連絡をお願いしております。万が一期日までにご連絡いただけない場合には、その間に定数に達してしまうことがあるため、モニター価格の保証ができなくなる可能性がありますので、予めご了承ください。
2. トレーニングマウスピース装着と、治療計画説明
実際に装着感等をご確認いただくことと、歯の移動開始に向けて練習を行っていただくためにお渡しするマウスピースです。歯を移動させない場合と、ごく微量ですが歯を動かす場合とがあります。取り扱いの方法や、もしもの時の対応法などについて説明いたします。
※トレーニングマウスピースは省略するか、治療用のマウスピースに含めさせていただく場合もあります。
3. 歯を動かす治療(いわゆる「動的治療」)の開始
4. 2~3ヶ月ごとの検査、調整(必要に応じ)、および再印象採得(型取り、必要に応じ)
型取りは約5~6ヶ月に1回です。スピードタイプではこれよりも間隔が短くなることがあります。
5. 動的治療終了後は、保定についての説明
6. 保定期間中の経過観察
7. 保定期間からは、一般歯科治療における定期検診に移行します。
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